みずみずしい白いバラは、姿に期待したほど強い香りを放ちはしなかった。
潮のにおいが強いせいかもしれない。
3つの墓に順に花を捧げた後、右端の墓の前にかなめはしゃがみこんだ。
その手は、祈りを作らない。
かなめが兄の墓と一対一で対話しようとしているのを察して、テッサは3歩ほど墓から距離をとった。
そして、ぼんやりと自分以外の家族の墓を眺めた。
この場所が持つ葛藤と家族間のあれこれについては、テッサの中で『いったん保留。時期をみて再考』のラベルが貼られている。
今さら一人ひとりに話しかける気にはなれなかった。
おそらくそれは今すぐに結論や方向性を決めるべきものごとではないだろうし、その泥沼にはまりこむには、ニューヨークでの新しい生活は忙しすぎた。
「もっと話しておけばって、たまに思うんだ」
長い沈黙のあと、かなめがぽつりと言った。
「なにがです?」
もったいぶったようなかなめの呟きの真意を、テッサはつかみかねた。
「レナードのこと。もっと知ろうとすればよかったんだと……思う」
寂しげに言うかなめに、テッサはなんとも言えない気持ちになった。
攫い方は無理やりだったし、隣にいる方法は横暴極まりなかった。
それでも、兄は兄なりに彼女に誠実だったのだろう。
「きっと兄は、そう望んでいたでしょうけれど……。私もかなめさんと同じことをよく考えます」
かなめはうなずいた。
まがりなりにも、レナードはテッサの最後の肉親だったのだ。
生まれた時からレナードの隣にいた分、テッサがかなめより深い葛藤を抱えているだろうことは、容易に想像がついた。
「でもきっと、死んだ人間に対しては、誰しもに『もっと分かり合えた、もっと話したかった』と思うのではないかしら」
死んだ後に、言いたいことが湧き出てくる。
そんなことを、テッサはこの数年間で何度も経験していた。
「今からでも話せる方法を知らなくもないから、タチが悪いのよね」
おどけたように、かなめが苦笑する。
例えば、時間と場所の制約を受けないオムニ・スフィアにアクセスすれば。
様々な制約とハードルはあるけれど、かなめが全力で取り組めば、それは決して不可能ではないのだ。
「するわけないけど、ね」
もちろん、テッサにもそれは分かっている。
タイム・ハザードとそれに伴う黙示録を、ほとんど奇跡的といっていい確率でくぐり抜けて、二人は今このポーツマスの墓地にいる。
かなめは、念を押すようにくちびるだけで笑って見せた。
「それだけカナメさんに気にかけてもらえたのなら、兄も少しは報われたのかもしれません」
風がテッサの語尾をさらう。
かなめはもう一度、視線を墓に戻した。
3つの墓の真ん中に父親の墓がある理由は、なんとなく察しがついた。
レナードが見せてくれた記憶。
頭の良すぎる双子をほとんど一人で育てなくてはいけなかった母の重圧と畏怖。そして裏切り。
『まともになりたかった』という彼の願いの原点。
凡庸さは、ウィスパード全員が共通して求めるもののひとつだ。
「レナードと話したことがあるの。修正された世界で、再会しようって。レナードと仲良しのテッサも呼ぼう、って」
世界を修正するなんて大それた作業を目前にして、彼が望んだ願いは、とてもささやかなものだった。
それは、彼が見せた数少ない少年らしさだったのかもしれない。
「なかなか楽しい空想ですが、なにを話したらよいものか……ちょっと想像がつきません」
ウィスパードとしての能力を手のひらで転がしていた兄もまた、自分が特別であること疎んでいた。
双子の兄妹で、そろって奇妙な能力を備えていて、似たような思いと願いを持っていた。
それでも、レナードとテッサがたどり着いた場所はこんなにもかけ離れていた。
「もしかしたら、宗介とも仲良くなれたかもね。変わり者同士だし」
『死んだ後に話したいことが浮かんできた』
宗介がレナードについて言及したことは多くはなかったけれど、そうかなめに語ったことがあった。
「それはどうかしら……兄はとても人見知りでしたから。でも、胃の痛くなりそうな組み合わせですね」
テッサは、同意して笑うかなめを見下ろした。
冗談めかした態度をとるかなめの中のわだかまりを、テッサはおぼろげに感じ取る。
『ほとんどの人は、それを利用する誘惑に勝てないでしょう』
いみじくも、かつてテッサ自身が言った言葉だ。
そのときは「ほとんどの人」の中からウィスパードを除外した。
だが、実際に自分の心ひとつで、思いのままになる居心地のいい世界を作ることができるのだとしたら?
そのシステムの前に自分が立っていたとしたら?
底の知らない寒気と誘惑がくる。
これに似た感覚をテッサは知っている。
最後の攻防へ向けてメリダ島へ向かっていた時、無意味な命令を盲信してトゥアハー・デ・ダナンを沈めに来たアメリカ艦隊を前にして、「やってしまおうか」と自分の心に問うたことがある。
魔が差したといってもいいかもしれない。
もちろん、その悪魔のささやきにテッサは耳を貸さなかった。
それまでどおり、非活性化したアドキャップで煙に巻いて難を逃れた。
けれど、自分の心ひとつで大きな運命を左右できる、「これでラクになるのなら、やってしまってもよいのではないか?」という不道徳で投げやりな誘惑と快感の手ごたえは、今でもテッサの手の中にある。
多かれ少なかれ、人はそういった運命のトリガーを握っている。
かなめが手にしている引き金は、圧倒的なシステムであるというだけだ。
自分の理性だけを拠り所にして、かなめは、実際にその場所に立ち続けている。
後悔と懺悔に足を取られまいと、前を向いて。
「また墓参り。若い身空で、テッサも律儀だよな」
辛気臭い、という言葉だけはなんとか呑み込んで、ロニーは墓地の入口にあるベンチに腰をかけた。
視線の先のテッサとかなめは、いまだに墓の前にいる。
「ソースケの彼女も、そんな感じ?」
ロニーとは違って、むっつりと愚痴ひとつ言わない宗介に水を向ける。
「いや。先日、母親の墓へは参ったが、それくらいだ」
ふぅん、とロニーが興味なさげに相槌をうつ。
ニューヨーク移住後、テッサから紹介されて、何人かの軍人と知り合った。
その何人かと同じように、隣に座っている相良宗介も待つことを苦痛に感じない人種のようだった。
宗介にしてみれば、墓参りも買い物のお供のフィフス・アベニューも同じようなものなのだろう。
「そういえば、テッサと初めて会った時も墓参りに来てたんだったな。あんな辺境にさ」
「私も一緒でした」
宗介の隣で哨戒ポーズをとっていたコート姿の巨人が口(というべきだろう)を開いた。
「バニ・モラウタか」
「うん。バニも、テッサやカナメと同じだったんだってね。あんな何もない島で育ったのに、アルを作ったんだろ?」
「肯定です。彼は優れた技術者でした」
ロニーがウィスパードについてどこまで聞いているのか、宗介は知らなかった。
どうやら、尋常でない知能を持った稀少で危険な人間が、この世界に何人か存在することは知らされているようだ。
テッサのことだ。
核心に触れないように、うまく説明したのだろう。
「でもって、テッサの初恋の君だった」
ロニーがアルの説明に付け加えた。
その注釈に、宗介は眉すら動かさない。
感慨だか感想だかのひとつくらいあるだろ、とロニーは思う。
「テッサ、ソースケにもフラれたんだろ?運、ないよなぁ」
「否定だ。ここまで生き延びてきただけで、相当の強運の持ち主と言えるだろう」
「オレが言ってるのは男運の話だよ。ソースケ、テッサに見向きもせずキッパリ断ったって、テッサから聞いたけど」
「テッサよりもかなめのほうが好きなのかと問われたから、そうだと伝えた。それだけだ」
「……やるじゃん」
あまりにも明快な答えに、あっぱれというほかなかった。
変に期待を持たせるよりは、たしかにそのほうが合理的だし、遺恨を残さないだろう。
テッサがあれだけさっぱりと割り切っているのも、むべなるかなだ。
けれど。
「ちょっとはもったいない、とか思わなかったの?」
「もったいない、とは?」
「だってほら、美人じゃん、テッサ」
「ふむ」
「頭もいいし、性格だって悪くないよ。お金も持ってるみたいだし」
ぴくりとも心を動かされた様子のない宗介に、ロニーはむなしくなってくる。
買う気のない相手に話しかける、訪問販売のセールスマンみたいだ。
「それなら、お前が幸運な男になればいい」
半ばムキになってテッサの長所を並べていたロニーに、宗介が言った。
「自分が安全圏にいるからって、カンタンに言わないでくれる?」
「安全圏?」
「カナメと相思相愛で幸せだからって、ってことだよ。言わせないでよ。捨てられる心配のないソースケはいいさ。でもさ、オレは文字通りテッサに拾われてニューヨークに来たわけだし。気まずくなるといろいろアレなんだよ、アレ」
「アレ、とはなんだ?」
「衣食住および友人等を失って路頭に迷う可能性がある、ということでしょう」
「ハッキリ言うなよ、アル。せっかく濁してるのに」
「了解。婉曲に言います」
「婉曲にも言わなくていい」
「了解」
ロニーとアルのやりとりを黙って聞いていた宗介が、ふむ、と静かに喉を鳴らした。
「ひとつ訂正させてもらおう。俺に安全圏などない」
ささやきが聞こえなくなっても、かなめの頭にあるブラック・テクノロジーは健在だ。
おまけに、一緒にいる宗介は宗介で、米軍に拘束されたり、偽学籍が露見したりと、なにかと肩身の狭い身の上だ。
即物的な考え方が染みついている宗介に、ロニーはだんだん疲れてきた。
「だから、物理的な意味の話じゃないって。カナメさんがソースケを捨てて、ほかのだれかを好きになることが考えられないって意味で……」
「確かに、他のだれかにかなめを奪われる可能性は低いかもしれない。だが、今ここにいる俺自身を『なかったことに』される可能性は否定しきれない」
かなめがその気にさえなれば、この世界そのものをなかったことにすることすらできる。
それが具体的にどういうことか、宗介の想像力では描き切れない。
だが、かなめを知覚することすらできない世界が存在する可能性を考えるとき、宗介はぽっかりと開く暗い穴を覗き込んでいるような、気が触れそうな気分になる。
「……よくわからないけど。怖いね、それ」
宗介が言っている具体的な意味は、ロニーには分からない。
それでも、それがテッサが核心を隠している何かと、切実に結びついていることは想像がついた。
「うむ。だから俺に安全圏などない。日々精進するのみだ」
至極真面目に、現実的に、宗介は言い切った。
ロニーは、思わずアルを見た。
アルは沈黙を守っている。
日ごろ、宗介のとんちんかんな言動に茶々を入れるアルが沈黙しているところを見ると、宗介の言葉は場違いなものではないらしい。
ロニーは居心地が悪そうに、頭をかいた。
「オレが言ったのは、そういうスケールの話じゃなくて……。単に、他の男の影があったら、くらいのハナシだったんだけど」
「ふむ。そういったものも、なくはなかったぞ」
「え、マジで?」
「例えば、あの男だ」
宗介が視線をかなめとテッサのほうに向ける。
二人はまだ、無言で墓に向かい合っている。
「ああ、レナードのこと?でも、死んだんだろ?」
「一応そうだな」
なんでもないように、宗介は言う。
『一応』に含まれる意味が気にはなったが、ロニーは深追いしなかった。
「1年近くカナメを連れまわしてた、みたいな話はテッサから聞いたけど」
「うむ。その間に突貫工事で足跡をたんまり残してくれたおかげで、彼女はだいぶ有名人になってしまった」
迷惑な話だ、と宗介はにこりともせずに言った。
今でも一定期間を置いて各地を転々としているという宗介とかなめの境遇を考えれば、それもうなずける話だ。
話題の中心にいたかなめを、ロニーはあらためて眺めてみる。
先ほどまで墓の前にしゃがんでいたかなめは、立ち上がってはいたものの、相変わらず無言で墓を見つめていた。
『固定された静謐と安らぎではなく、生きている矛盾と凡庸さを選んだ』
宗介がいうその意味には、多分ロニーが知らない何かが含まれている。
ひどくデリケートであるらしいその「何か」を、無理に知ろうとは思わなかった。
「カナメってたまに、すごい堂々と見えるとき・・・あるよな」
何気ないロニーのつぶやきは、宗介にあの遺跡を思い出させた。
ヤムスク11。その中枢でテッサを人質にとりながら対峙したかなめの姿。
確かな意思で世界の王者たろうとした、宗介が宗介として存在すらしない世界を、ためらいなく創りだそうとした、かなめの姿だ。
「軍曹殿。王者に必要なのは、勇敢さ。そしてある種の無謀さと無慈悲さです。カナメには無慈悲さが足りなかった。私はそう推察します」
宗介の気持ちを察したアルが、無機質な声をはさんだ。
「何の話かは聞かないけど・・・。レナードにはそれがあったの?」
「分からん。ヤツとそれほど長く話をしたことがあるわけではないからな」
死んだウィスパードについて考えることは、宗介にとって気の重い作業だった。
レナード、バニ、そしてナミ。
どの名前にも、もっとできたことがあったのではないか、という思いがつきまとう。
「バニは勇敢だったって、テッサが言ってたよ」
「その通りです。彼は、未来という不確定な可能性を信じて私を世に送り出した、勇気ある人物でした」
のどかな墓地で話すには、不似合いな壮大な話題だった。
でもそこには、未来だとか勇気だとか、前向きで明るい、なにかしら善きものが含まれていた。
ロニーがランタンフシ島で見つけられなかったもののひとつだ。
「機械から勇気について教えられるって、ヘンな感じ」
「私が機械かどうかは、私が決めます」
「なにそれ?」
「人間はみなそうしているからです。そうですね、軍曹殿?」
「そうだ」
「……ヘンな人たち」
どことなく満足げな「二人」を横目でみながら、ロニーはぼやいた。
連帯感。戦友。相棒。バトル・フィールド。テッサがロニーに知らせまいとする壮大な秘密。
常日頃から持っている疎外感のようなものの正体の輪郭が、おぼろげに見えてくる。
「あのさ、頼みがあるんだけど」
「ごめんねー。お待たせ。お腹すいたでしょ?」
「問題ない」
「問題ありません。通常モードでしたら、あと43時間ほどは稼働が可能です」
まったく同じ反応を見せる2人に、ロニーは吹き出しそうになる。
が、かなめにとっては日常茶飯事なのだろう。
とくにこれといった反応は見せていない。
「テッサはこれからどうするの?」
「ジェリーおじさまのところへ寄ろうと思っています。ロニーの手続きではいろいろとお世話になりましたから。さっき電話をしましたから、そろそろ迎えに来て下さるんじゃないかしら」
「そっか。えーと、わたしたちは……」
「ロサンゼルスだ」
宗介が言い切った。
きっぱりとしたその口調に、かなめが面食らう。
「ロサンゼルス?……なんかあったっけ?」
かなめが首をひねっていると、テッサが言った通り、かつてのボーダ提督が運転するセダンが、墓地通りに姿を現した。
ジェローム・ボーダは、墓地の入口に車を停めて外に出ると、遠目に見えるテスタロッサ一家の墓に向き直った。
帽子を胸にあて、ほんの数秒黙祷をささげる。
その後で、宗介とアルの律儀な敬礼に苦笑しながら、かなめと握手を交わし、再び運転席に戻った。
「それじゃ、私たちはここで。カナメさん、サガラさん、また」
「うん、また近いうちに」
かなめと軽いハグをかわして、テッサが後部座席に乗り込む。
「じゃあ、来月。 D.O.M.S.で」
「了解した」
言葉少なに宗介と約束を確認すると、ロニーがテッサに続いた。
「苦労して探したんだぞ、そのテディベア!クララに渡しておいてくれ!」
目じりを下げながら運転するボーダ提督をよそに、テッサがとなりにいるロニーにこっそり質問する。
「D.O.M.S.って・・・ウェーバーさんたちのところに?来月?」
ロニーが神妙にうなずく。
「それにサガラさんと約束って・・・なにをです?」
「男と男の約束」
困惑するテッサに短く返事をすると、ロニーはむっつりと、どこかで見たようなへの字口を結んだ。
「ソースケ。ロサンゼルスって、クルツくんに用事?」
かなめが、空港へ向けてバンを運転する宗介に問いかける。
たしかに、宗介とかなめはひとところに長くとどまっておけない生活をしてはいるが、宗介がこうまできっぱりと目的地を定めることは、滅多にないことだ。
「いや、奴に用はない」
「じゃ、なんで?」
「用があるのはD.O.M.S.だ。非戦闘地帯でアーム・スレイブに乗るには、うってつけの施設だからな」
「ASに?武器などいらないんじゃなかったの?」
「乗るのは俺ではない」
「ひょっとしてロニーくん!?ちょっと、まだ早・・・」
「男と男の約束だからな」
それだけ言うと、宗介はいつものむっつりとしたへの字口に戻った。
かなめはそれでもなお、宗介に小言を言おうとしたが、宗介の態度を見て諦めた。
「・・・・わたし、まともじゃない男にばっかり好かれるみたい」
「まともじゃない男はいやか?」
かなめは小さく首をふって、宗介の左頬の傷に触れた。
コメント
文章力など全く無いのでどう言えばうまく伝わるのかわかりませんが、嬉しいという気持ちが一番強いです。
原作もレナードにこんな救いを与えてくれたらなぁと涙が出ました。
千鳥とレナードが行動を共にしていた間はきちんと向き合う理由が生まれないような出会いと仲だったのが本当に残念。
だけれどもこのお話で、彼がどんな形でももう一度会いたいと願った女性が今、君の事を考えてくれてるよって、レナードが変えたいと望んだその世界にもちゃんと意味があったんだよって教えてあげたい。感想を打っているだけで涙が出ます。
>後悔と懺悔に足を取られまいと、前を向いて
ここすごい好きです。好き過ぎて眩暈がします。
後悔や懺悔は動機づけとしてプラスにもマイナスにもなる中、千鳥には全身泥だらけになりながらも一歩一歩を踏みしめて欲しいといつも願っています。時に足が止まりそうになっても、隣にDJがいますしね!クソ女!って言って怒鳴り合うくらいがちょうどいいです。でその分ラブラブしてくれればそれで良い。
宗介とロニーとアルの会話はもうさすがとしか言いようがないです橋本さん大好きです。毎回大好きですいつも大好きです。ロニーが絡むとさらに可能性が広がりますね!
千鳥の立場やウィスパードの能力に関して割と重い会話をしているのに宗介が腹に力をいれて前を向いているのが伝わってきて、ああ一般的にはそうではなくても彼らは幸せを感じているのだろうなと、ここでも涙腺緩みました。まともじゃない男じゃないと千鳥とは一緒にいれないし、普通の女の子だったら宗介に愛想をつかしているでしょう。もう君たちはお互いしかいないのですよ前を向いて二人で病めるときも健やかなるときも二人でずっと…!
宗教違うけどこんな時は日本人なんだから八百万でいいんだよと言い訳を。
このお話を読んで、そういえばロニーが出会ったのは人間のアルなんだと改めて思いました。
あとテッサとロニーの組み合わせいいですよね!
賀東さん最後に希望を置いて行ってくれました。ものすごく重い物を抱え込む女性なので、ロニーにはぜひ頑張って欲しいと願っています。
橋本さんのフルメタ新作が読めて本当に幸せです。
原作サイドもボーナスがあるという話ですが、早めにボーナスをもらった気分です。
ありがとうございました!
レナかな自作農協会・名誉会長ことまろさんじゃないですか!
途中からばっさばっさと死亡フラグをかぶせられた挙句、当て馬化してお亡くなりになってしまったレナードを、私はひっそりこっそり愛でていきたいなどと思っておるのです。
レナードが頭撃たれたのって、あれお上品ver.だとうまくラスボスとして配置できないという、作者の都合だったんじゃないかと今でも考えてしまううがった見方をする者です。
彼もまた、自分ではどうしようもできないことに抗っていたんだよなあと。
せめてある意味で同志でもある、かなめとテッサくらいはレナ兄さんと向き合ってあげてほしいと願ってやみません。
それを承知でこの世界を選んだかなめさんには、宗介と手をつないで強く大地を踏みしめていっていただきたいです。
いびつな形でも、それが宗介とかなめの愛のかたちならばそれでいいのじゃないかと!
ロニーに関しては、実はアナザー、中盤くらいまで(大人ロニーがちょっとだけでてきたあたり)しか読んでいないので、イマイチ大人になってからの情報が定かではないのです・・・。
SEALsになってASに乗っていたので、乗ろうと思ったきっかけがこんな感じだったらええなあという完全な願望です。
いやあ未来いっぱいのショタってほんとうに素敵ですね!
少年が強い男にあこがれてがんばる姿っていいですよね。
そうだよ弥彦のことだよ。
そういえば脱したとはいえ、宗介さんもまだ少年と呼べる歳だった。まあいいや。
SSを、しかもフルメタのSSを書いたのはカレコレ何年振りか振り返ることすらおぼつかないくらいなのですが、今書くとこうなるのかーと新しい発見がありました。
これもすべてまろさんによる延焼のおかげです。
ありがとうございます!
原作のボーナスはいったいいつ支給されるのでしょうか?!
冬の時代を、自作農することで過ごしていきたいと思います。
ありがとうございましたー!!