「 斬月 」一覧

少年剣心と幼い薫の幕末の話です。暗い。一部年齢制限付きの箇所があるので、ご留意ください。

1.闇の温度

1.闇の温度

いつもと変わらない夜。 場所と人物の指定。 斬撃。 悲鳴。 血。血。血。 そして、その向こうに見える冷ややかな視線の彼女。...

2.不帰の朝

2.不帰の朝

……ちゃん、おにいちゃん……… 誰の声だろう? あたたかくて、やわらかい……… …………いちゃん、おきて……… どうして、こんなに懐...

3.子どもたちの暁闇

3.子どもたちの暁闇

 「あの男は?」 「酔っ払って参っていたところを、助けてもらったの」 「そうか。夜遅くまでご苦労だった」 「いいよ。慣れてる...

4.殺意のない部屋

4.殺意のない部屋

「ずいぶん軽いね」 「之定は肉薄だが、斬れ味は悪くない。総司の三文刀よりゃ、マシなはずだ」 「沖田のお兄ちゃんの……どんな刀だったっけ…...

5.在る

5.在る

「お待たせしました。お迎えが来はりましたよ、桂はん」 襖からの声で、桂と剣心が腰を上げる。結局解決策はないままだった。だが、幾松の名を聞い...

6.成長する部屋【R-18】

6.成長する部屋【R-18】

抱いていたのは、見たことのない女だった。 歳は剣心と同じ頃だろうか。彼女も行為に馴れていないらしく、ぎこちなく肌を撫でる剣心へ、気恥ずかし...

7.路地裏の残響

7.路地裏の残響

二度目の邂逅が仕組まれたものであることは明白だった。 『お嬢さんには、朝まで幾松の小間使いをしてもらうことになっているから』 店に着いた...

閑話 歯車

閑話 歯車

斬り斬り斬り斬り 発条を巻けば 狂る狂る狂る狂る 歯車がまわる 手持ち無沙汰だった。 連れて来てくれた父親は『用事があるか...

8.白い影【R-18】

8.白い影【R-18】

「儂が気づいていないと思うか? 蒼紫」 昼を過ぎて葵屋へ戻った蒼紫に、翁が静かに口を開いた。無遠慮に部屋に入ってきた翁を咎めるでもなく、蒼...

9.嘆きの系譜【R-18】

9.嘆きの系譜【R-18】

「それからね、今度はこっち。この時間なら、誰もいないはずだから!」 いつになく、引っ張りまわされた。まるで、これまで散々ふたりで歩き回った...